カテゴリー: まだ見ぬ友人へ

心理的環境も最初から差がついている

まだ見ぬ友人へ  恐ろしいな、と時々思う。  かつてのストーカー女子はもう三十代になった。 だが、彼女を見てうちの子は苦笑いしながらこう言っていた。  「子供みたい」  先日、「ますますおかしくなった気がする」と言った。  ますます退行しているが、僕に敵意を向けないのだからそれでいいのだと教えた。生き方は本人が決めること、僕... Read More

まだ見ぬ友人へ

まだ見ぬ友人へ  この仮面を見ると、自分に見えてくる。  自分の心は誰にも見えない。過去も、背景も、誰にも見えない。  僕が口に出さない限り、誰にもわからない。そして君のそれも君が口に出さない限り、誰にもわからない。  だからいいんだ。  過去など必要ない。自分だけが知っていればいい。  背景など聞かせなくていい。必要... Read More

慈悲 ~人間であるにも拘わらず~

まだ見ぬ友人へ  君は僕をどう思うか知らないが、僕も時々は友人に相談する。  相談とは、相手に救いを求めるものではない。 自分を救うのは自分だけだ。  自分を救わねばならないので、そのために意見を聞く。 「今これこれな事情で、僕はこのように思うのだが、お前はどう思う?」 これが相談だ。そして 「これこれのために、このように力を貸してもらいたいのだが?お願いできるだろうか?」 これが協力のお願いだ... Read More

嘆く前に決めるべきこと ~まだ見ぬ君への手紙~

  まだ見ぬ友人へ    まだ見ぬ友人の君に、嘆く前にそして悩む前に、まず決めて欲しいことがある。  それを決めねば、僕は君の相談にも乗れないし励ますことも慰めることも、何もできない。     君はそれなりにこの人生を生きてきて、辛いこと苦しいこと、信じられないこと色々味わったと思う。  「酷い!」と思えることがあったかもしれない。    では、どうする。 ... Read More

弱点はそれぞれ違う 自分の弱点を知る

まだ見ぬ友人へ  元気か。君よ。  僕は、なんとか生きているぞ。  君の弱点はなんだ?君は自分の弱点を知っているか?  「こういうタイプやコミュニケーションに弱い」という傾向を知ることは大切だ。  そして自分が一体何に一番苦労するのか知っておくことも大切だ。  僕は自分の弱点を知っている。自分に似た人か?いいや。その場合、僕は自分に対するのと同じように、厳しくもできるだろう。  人は親に似たタイプに... Read More