あなたを存在ごと無視している人の簡単な判別方法がある。 あなたが嫌だなと思うことを相手がした。 個人的な話ではなく、そんな真似をしたら仲良くできないよ、という内容だ。 そこで 「なんでこんなことするの?」 と聞く。 すると相手は 「なんでこんなことしちゃうんだろう、私は。」 と私を話の中心に持っていく。 ナルシストである。 まず、状況を考えていない。相手の様子から感情を読み取れない。 しまった!と思えない。 普通ならば、「ごめん!」と詫びるだろう。 しかし、「対象者」を存在させ... Read More
カテゴリー: 親子関係
「好き」という気持ちを知らない人は、人を品物扱いする
書き出してなんだが、これは動画で説明した方がいいなと既に思っている。 一応、文章だけでも気づくことを願って書く。 「好き」という気持ちは、知っている人と知らない人がいる。 「神経症者は楽しいという言葉は知っていても、楽しいという感情は知らない」 これは、精神分析学の表現である。 本当に、「好き」という感情も知らない人がいる。 子供の頃から「好き」という気持ちが変わっていないのだ。 違う「好き」を体験することにより、「今までの好きは好きじゃなかった」と気づくのだ。 成長とは、... Read More
生涯特別な関係になれない相手、取り返しのつかない行い
絶対に、これから仲良くなれない相手がいる。 自分が相手を好きであっても関係ない。 仲良くしたいなという気持ちがあったとしても、「過去にこれがあったならばもう無理」という出来事がある。 それが 「意地悪」 である。 悪意や敵意を持って、相手を攻撃した事実。 素直に心を開けば仲良くなれる、と言っても、誰が相手でもなれるわけではない。 自分自身が相手に敵意を持ち、意地悪をした経験があるならば、少なくとも意地悪をしてしまった相手とは、今後「特別親しくなること」は無理だ。 とはいえ、それは... Read More
現実を他人と共に生きるには
現実を他人と共に生きている人は、自分も他人も存在する「今」を生きている。 ナルシシストは世界に自分しかいない。 この違いの原点は、やはり親子関係である。 人間は誰もが自己中心的な視点で始まる。 親離れ、とは、現実の自分、そして親、両方を存在させられることである。 依存型の関係は、自分は嬉しい、相手にとっては「同じように嬉しい関係ではない」のまま、「この関係は嬉しい」と思える側を優先させて続けるものである。 互いに嬉しい関係。それが良好な関係だ。 互いに発展性のある、成長し合える関係、それが... Read More
親は子供に成長させてもらう
僕には娘が一人いるが、その存在が自分を親にしてくれた。 親の気持ちというものは、当然親になるまで知らないものである。 やりたいことも、感じることもかつてとは全く違う。 異性に対しても変化がある。 僕自身が内面的にも親になると、それまでの感覚で女を見なくなる。 かつてならば自分と対等な異性と言えば、単独で存在しているような女、女の子、であった。 今は、子供の面倒をよく見ている母親の姿を見て「素敵だ」と感じるようになった。 可愛い女の子、素敵な女子、とかつて思えていたような女子を「子供」のよう... Read More