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自分をいい人だと勘違いしている人

 自分が「いい人」だと勘違いしている人が結構います

 自分が「優しい」と思っています

 どんな人か?

 いろんなことにすぐ不満を持つのですが、怒りを感じながらも我慢する人です

 「相手が傷つくだろうから」

 そんな理由をつけます

 「どんな反応をされるか怖いから」

 自分が臆病なせいにします

 すると、自分は優しい、内気な人間で、言いたいことも言えない、という勘違いをします

 本当に優しい人は、不満など感じていません

 いちいち敵意を持つから「言いたいことも言えない」のです

 「言ったら争いになるようなことばかり思う人」なのです

 心の中にいる自分が、人間の敵なのです

 不満だらけなのに「言わずにいてやっている」から自分は優しい

 そんな人は、誰も優しいと思いません

 あなたに我慢して、あなたへの不満を言わずに優しいふりをしてくれる人

 あなたはその人の心を知って
「なんて優しい人なんだ!私を傷つけないために本当はすごく不満があるのに黙って仲良くしてくれていたなんて!」
 と感動しますか?

 しかし、自分は優しい、自分はいい人、と誤解している人は多いのです

 自分を誤解しているから、他人が酷い人たちのように思えます

 自分を知り、相手を知ることができます。

 自分を知らずに相手を知ることはできないのです