本日は有意義なワークショップでした。
久しぶりの現地でしたね。今回は香りについて学ぶ部分に結構時間を割きました。
僕自身、自分は勘違いしていたと気づくことがあり、今日は「ああ、こういう感じがいいんだな」と知りました。
今日は、香りを体験しながら自分自身が何を好きで何が嫌いか、自分について知っていくワークをやりました。
自分自身が何を好きかは言えたとしても、なぜ好きなのか?どこがいいのか?自分はどんな特徴のものが好きなのかなど、自分について詳しく話せる人はそうはいません。
案外、自分を知らないものなのです。
そして、やはり人間は占いにしても性格診断のようなものにしても、自分を知るのが好きですよね。
今日も「自分が何を好きなのか」について知ることが、楽しいものなのだと見ていて思いました。
そして、自分には「絶対にいい匂い!」と思えるものでも、嫌いな人もいるのだということも知りました。全く同じ特徴が、好きな人と嫌いな人がいる。
好きな人からすれば、どうあってもそれは「良いところ」に思えるのに、嫌いな人にとっては「嫌なところ」でしかない。お互いに「なんで?!」と不思議に思うのですが、それがそれぞれの感覚です。
過去の記憶から嫌いになるということもあるでしょう。とにかくなんらかの理由があり、または特に理由もなく、好き嫌いはあるものです。
生きていて楽しくない人は、自分を他人に見せびらかすなどという発展性のないことに夢中です。または、自分ではない誰かをどうにかすることばかり考えていて、自分の内面についても将来についても真剣に考えません。
しかし、今回のように出来事自体は「小さななんでもないこと」であっても、この体験を通じて「自分を発見し、周囲に興味を持って行く感覚」を知り、癖づけていくことで、なんでもないと思っていた日々も楽しいものに変わっていくのです。
おまけのようなものでしたが、上の写真はいろいろ持って行ったお茶会でのこと。
時間が無くて写真殆ど撮れませんでしたが、本物の手書きの輪島塗や江戸時代の器に、参加者も興味津々でした。
本当に本日はありがとうございました。
次回、興味のある方は是非ご参加ください。