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自分で生きると安定する

 スマートフォンのGalaxyシリーズに付属しているヘルス系アプリで、「ストレス測定」しています。
 心拍数の数値でストレス度を測っています。

 同じシリーズを使う友人と比較し続けてみました。

 スマートフォンなので実験と呼ぶほどのものではないかもしれませんが、数年続けて時々比較しては確認してきたので、ちょっと比較画像を載せます。

 当然、ここで僕と比較するのは今も未来に向かえない、ストレス過多の友人です。

悲しいことがあった時・最上

 悲しいことがあり、珍しく泣いた時です。
僕が悲しくて泣くなど珍しい!と思い急いで計測しました。

通常時・最上

その後の通常時のデータ。
新しくやり直したので前回がほぼ平均になっちゃってますね。

たった今・最上

疲れているたった今のデータ。
平均値は下がりましたが、疲れているのでちょっと高いですね。

通常時・友人S

 友人の通常時。平均してこの程度です。
仕事でストレスを抱えている時に高くなりがちでした。

 最初はたまたま同じ機種だったので比べ始めましたが、何年も続けているとやはり個人により平均値はだいぶ違うようです。

 友人は通常モードで欲求不満だと自覚しています。
 休みの日には現実逃避に勤しむ人です。

 実は僕も安定して低くなったのは数年前からです。
 中年の危機を乗り越えている時期は、さすがにもっと高かったです。平均値は真ん中より少し上でした。
 ストレスが溜まる時は、友人の画像と同じくらいの測定値のこともありました。

 自分というものが、はっきりできてきてから安定して低くなりました。
 友人は五~六年前からほぼ変わりません。以前からずっとこのくらいの数値です。

 僕も問題は抱えますし、人とのやり取りの中でストレスも溜めます。
 鬱々とする時もあるし、腐っていることもあります。

 しかし、こうして長く続けてみると、やはり「基準の自分」がどこにあるかで辛いことの解釈もストレス度も変わってくるのだなと思いました。

 友人は基準が高いので、仕事でごたごたがある時などは見た目にわかるほどのストレスを抱えます。
 「なんかあったの?」と聞かずにはいられないほど、顔に様子に現れます。

 すぐに癇癪を起す人、人に「どうしたの?」とよく聞かれている人は、ストレスの基準値が高くちょっとのことで顔や態度に出てしまうのでしょう。

 話題や今と関係なく、「どうしたの?」と聞かれる人は要注意です。
 「どうしたの?」
 とよく聞かれる人は、それだけ周囲が「気を遣わねばならない状態」でいるわけですから、自分の普段の様子に注目してみると良いでしょう。

 自分では通常モードのつもりでも、様子に現れると他人は気になりますからね。

 「どうしたの?」と聞かれなくてはならないほど様子に現れるならば、自ら「今日~があってちょっと疲れ気味だけど気にしないでね」など前もって言っておいた方がいいでしょう。

 何も言わずに不機嫌なんてことになると、他人は「なんか気に要らないのかな…」と気にしますからね。

 子供だけでなく、「特に何も起きていない」時に態度がおかしいと「自分が何かしちゃったかな…」「一緒にいるの嫌なのかな…」と気にする人も多いです。

 今の自分の精神健康状態を、自分自身でチェックしておきましょう。

 自分自身が安定していると、人も安心して一緒にいやすくなりますよ。