まだ見ぬ友人へ
僕の父は、権威主義で暴力的な人だった。
男として良くないことだと思っている。
そんな時、同じようにならないためにも自分の生き方を考えるものだ。
男なら、他人と競い、他人と争うな。
男なら、仲間と共に切磋琢磨し、志を同じくしろ。
男なら、守るために戦え。
そのために覚悟を決めろ。
争いとは、守るものがない足の引っ張り合いである。
争いとは、戦わずしても生きて行ける相手といがみ合うことである。
戦いとは、守るための抵抗である。
大事なものを守るための抵抗である。
そんな風に、僕は自分の生き方を決めている。
君はどうだろうか?
手本にならない父や母がいたならば、どう生きるべきかは自分で考えろ。
君の親は君にしかわからないのだから。
君がどうありたいのかも、君にしかわからないのだから。
最上 雄基