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あり得ない話

これは病んでいる人の話

 芸能人有名人のようなブランド力に弱い人の話である

 ある女性は自分から進んである有名人を紹介して欲しいと知人に頼んだ

 だが、紹介者の顔を立てて会食に「呼んでもらった」その女性は、後から「私はあの人にレイプされるところだった」と言う

 レイプされるところだった、ならば被害者なのだから警察に行けば、という話なのだが

 実はそうではない

 これは、「よくある話」だと覚えておいて欲しい

 「でも、私は、あの人を好きになってしまったんです!」

 と周囲に言いふらす

 「私はあの人にレイプされそうになった」

 「でも私はあの人が好き」

 「だから付き合いたいと思う」

 これは、よくある話なのだ。

 有名人芸能人に対して、ブランド力に弱い人が使う手なのだ

 一気に自分の価値を高めるための売名行為と考えて良い

 人に言いふらすためのものなのだ

 相手はそんな気はない

 注目される側になっている人は、そんなことは「よくある話」だとわかっている

 これが例えば、皆の人気者のような、少なくとも内輪で有名な人に対しても起きることはある

 矛盾していると気づいて欲しい

 好きならばそれは合意の上なので、レイプではない

 性行為を強要された女性はそんなに平然としていられない

 好きになっちゃった、としても、恐怖心からなのだろうということでセラピーを受けた方が良い

 ところが、相手側に聞くと「そんなことをした覚えはない、向こうから言い寄ってきた」なのだ

 ここで社会がやたら女性の味方をするので、矛盾がわからない人は

 「この人は被害者だ!」と思う

 だが、ならば加害者と接しないよう、加害者から守った方が良い

 しかし

 「私はあの人が好きになりました!」

 じゃああの人はあなたに強引な手を使うほど好きなのだから、一緒になれば良い

 こんなおかしなことを言う人もいる

 この女性の方がおかしいのだ

 そしてよくある話なのだ

 まともな人は、まともな恋愛をする

 しかし、異常な形しか作りたくない人は、ただ自然と好きになって一緒になった、では駄目なのだ

 嫌がるようなことをされた

 が大好きなのだ

 その前の恋人にもその前の恋人にも、「酷いことをされた」と言う

 自分に対して罪悪を感じている人と一緒になるのが好きなのだ

 まともな恋愛から一緒にはなれない

 なりたくない

 どんなに付き合いが続いても、ずっとずっと死ぬまで罪悪感を持った相手が自分といることを心苦しく思いながら一緒にいてくれるのが好き

 「申し訳ないことをした」と自分に対して罪悪感を抱える人が、尽くしてくれるのが好き

 「わかればいいのよ、私はあなたが好きだから許してあげる」

 というバカバカしい話なのだが、それをやりたい人がどうしようもなくなると、これというチャンスに有名人に食いつくようなことをするのだ

 「私はあの人と特別な関係になりました」

 それが自慢になるのは誰か?

 誰もが知っている有名人、自慢になるような人である

 ブランド力が欲しいだけ

 こんなつまらないことを、まだ若いうちから繰り返している人もいる

 自尊心が低すぎるのだ

 そんなに有名人になりたいならば、自分がなれば良い

 だが、評価される場に出て自分の価値を試されたくないから、

 「私はあの人に襲われました!」

 をやる

 こんな不名誉なことはない

 それは

 「相手の男に軽んじられた女です!」

 と言っているのと同じだ

 大事にされなかったです!

 「私は私を大事にしない男が好き!」

 こうした人は、いずれDV夫を捕まえる

 私を大事にしない人が好きだから

 言った通りになっていく

 実際にそんなことはないのに濡れ衣を着せられた方は、離れていく

 言った通りの現実しか、残らないのだ

 嘘ばかりついていると、そのうちそれが本当になる

 そんなくだらない話なのだが

 よくあることなのだ

 きっと神様が、「お前の望みはこれだね。」と本物を授けてくれるのだ

 「それは偽物だから、お前が嘘つきにならないように、本物を授けてあげよう」

 と、嘘をつく人に神が恵みを与えてくれたのだ