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真剣に人生を変えたい人向けの講座

 ずっと悩んでいたことがあります。
 僕が編み出して使っている方法を、教えるかどうかです。

 僕は自分自身が人とうまく行っている人格だとは全く思わずに生きてきました。
 確かに、自分のことは好きになり生きてきました。
 周りの人から見れば異性にもモテたようです。
 何かあれば誰かが助けてくれました。

 自分自身がレジリエンスパーソナリティ(近年発見された精神的快復力が高く、共同体感覚の強い人格)だと知ってからは、自分と人の何が違うのか比較してきました。

 結論として「人生は人格が全てなのだ」とよくわかりました。
 生きるのは自分、人格が生き方を決めるからです。

 他人と仲良くできない、また、結婚しても本当に愛し合っていない夫婦がいたことに逆に驚きました。
 どう生きているかで、こんなに人の人生は変わるものなのかと、生きることの重大さを思い知りました。

 僕は幼児期に両親に捨てられました。
 幼児の頃に既に「僕は自力で生きていく方法を見つけなければ死ぬ」と危機感を持っていました。
 そして引き取られた先の母に虐待され、「なんとか他人とうまくやっていく方法を見つけていかねば」と将来に強い危機感を覚え、観察と考察を繰り返し法則を見いだしました。

 当時編み出した方法は、今も使っています。
 この30年以上、最初に使いだした頃から体験と発見を繰り返し、既に板についています。人格の一部となっているので、自然と動くようになっています。

 僕はこの方法を実行し、人格が変わりました。
 人格は行動と体験によって作られていくからです。
 矛盾した毒親からの離脱に、早くに成功しました。
 そして多くの人が体験していない、ドラマのような友情や恋愛を体験しました。

 一般的に人格が変わるということも認識されていませんが、人間は成長するたびに人格を変容させていきます。
 成長は変化ですから、人格はどんどん変化していくものなのです。

 「子供の頃から人格が全く変わらない」
 という人は、今も自分が子供のように感じ、自分に自信がないと思います。

 内面的には一人の人間ですが、外から見た人格は変容していくのが普通なのです。
 しかし、毒親の子は「死ぬまで同じ人格」で生きることを求められています。生きることはどんどん辛くなるでしょう。それも当然なのです。
 自分の人格は変わらない、年はどんどん取る、責任はどんどん重くなるでは、生きていくのが辛く苦しくなるばかりなのです。
 しかし、親の面倒を見る人は「どうしたいか」を優先すると人格が変容してしまうので、「どう思われるか」を重視して今の人格が固定され続けるようにして生きています。

 自分が変わると周りが変わる不安が強いと思います。
 変容する時にそれは誰もが感じるものですが、最初の一回は「親と切り離される不安」です。
 親子が一体化していないと安心できないのが人間です。自然な成長に合わせてくれる親ならともかく、自然に成長すると親と心理的に離れてしまう人は孤独になる恐怖と直面しなくてはなりません。
 自然な自分を否定され続けてきた人にとっては、失敗したら何もかも無くなるような恐怖です。

 しかし、現実に合わせて人格を変容させていかねば、生きることはどんどん苦痛になるのです。
 生きる中で訪れる数々の変化のチャンスを逃し続けると、やがては「親が正しかった」「もう親なんかどうでもいい」と言い張って自分の人格を守り続けます。

 僕は、自分自身が編み出した方法を実行し、人格が大幅に変わりました。
 実行したこと、そして体験したことの繰り返しがあったからです。

 皆さんは、「今のままの自分」が幸せになる方法を探しているかもしれません。
 しかし、幸せになるためには「今の自分ではなくなる」ことが必要なのです。

 親しい人と険悪になっている人は、相手をすぐに悪者にします。
 確かに、話を聞けば嫌なことをされたり言われたりはしています。

 しかし、原因は相手ではないのです。
 よく「外面はいい」という話を聞きます。
 相手にも問題はあるかもしれませんが、そこだけではないのです。

 自分が、相手に嫌われているのです。

 人は嫌いになった時、「嫌いだからね!」とは言いません。
 本当に嫌いな人とは、関わらないようにするものです。

 自分が嫌われているのだ、と聞いても「そんなのおかしい!」と思う人は、それが原因です。
 人の好き嫌いを自分の理由で決めたがる、人の心の自由を許さない人は、確実に嫌われます。
 自分が好かれる理由など、いくらでも作れますが、その通りに好かれるとは限らないのです。

 僕が編み出した方法は、誰にも教えたことがありません。
 僕が生きるために編み出したものなので、他人に教えたくはないからです。この方法を実行し続けていて、人より人間関係において得していると自覚しています。
 殆どの人は「そんなことあるんだ」と驚くような扱いを受けてきています。
 僕はこれについて「せめてそれくらいないと僕の人生に良いところなどひとつもなくなる」と考えています。

 これを言いたくはありませんでしたが、殆どの人は人に好かれなくても生きていけます。親が生活の面倒も見てくれて、子供の頃から親が勝手に食事を作って与えてくれたと思います。僕にとってはそのような生活は貴族の生活です。
 しかし、僕は子供の頃から本当に頼れる親族がおらず、他人と仲良くして行けなければ生きていけないのです。
 僕にとって人間は財産です。仲間がいてくれたから今まで生きてこられました。
 人を大切にして、人と仲良くできなければ僕は今頃死んでいます。
 我慢さえしていれば面倒を見てくれる親がいる人、伴侶がいる人には必要ないと考えていました。
 僕は物質的に恵まれていないので、せめて精神的には人より恵まれていないと未来が不安で生きていけません。
 心の支えがなくても生存可能な人たちに、わざわざこの方法を教えなくても生きてはいけるのだから構わない、と僕は考えていました。

 何よりも、神経症の人が大好きな「権威ある書物」にはこんな方法は書いてありません。
 根拠は心理学でも説明できますが、僕自身が三十年以上これで成功してきた事実が最も大きな確信です。

 僕はこの方法は既に人格の一部として身についていますが、一人残らず全ての人に対して実行している方法です。
 故に、僕と接する人にとっては気になることかもしれないと思い、少数精鋭の生徒にも教えたことはありません。

 親しい間柄になるまでは、法則性に乗っ取って人との関係を構築しています。
 「何も気にしなくても信頼できる」になるまでが難しいのです。

 本当にうまく行く方法を真剣に信じて実行することで、確実に結果は得られます。
 結果を得れば必ず自分の考えは変わります。新しい体験をするからです。

 憎しみ合いを続ける人は、いつか自分が相手を打ち負かすことしか考えません。
 しかし、憎んでいるのは相手に嫌われて嫌な態度を取られるからです。

 嫌われさえしなければ、人はそんなに嫌なことをしてきません。
 色々な人がいますが、親密になる人といがみ合いにはなりません。

 誰もが、好きな人には優しいのです。
 同じ場にいても、好かれる人は優しくしてもらえるし、嫌われる人は邪険に扱われるのです。

 愛ある親の子は無意識に問題を抱えていません。
 いつも通りにしていることでうまくやっていけます。

 しかし、毒親の子はそうはいきません。
 意識していないと、すぐに弱点を突かれます。

 僕は感情面だけでなく、観察と分析を繰り返し、ある意味では計算づくで生きています。
 編み出した当初は、実行していくと段々と思い通りになっていくので面白くて仕方ありませんでした。

 卑屈な人の性格が、明るく素直になれば周りの対応も変わります。
 同じ場にいても、自分のいる場所が変われば復讐など考えなくなります。

 既に人に好かれて楽しくやっているのに、その日々を放り出して復讐に戻ったりはしないのです。

 恨みを捨てない人はたどり着けませんが、復讐などどうでもいい、勝つことなどどうでもいい、と思える人は真剣に教わって欲しいと思います。

 心理の仕組みについては、悪用されることもあります。
 僕はこの方法に悪用の可能性があるかどうかも懸念してきました。

 しかしこの方法は、本当に成功しようと思って実行する限り全てを実行するしかなく、結果を体験すれば悪用する必要もないことだと思いました。

 「好きな人に好かれて、自分さえ幸せになれれば他人が悔しがらなくてもいい」

 その精神が大事です。

 僕も教えたことはありません。
 講座の時間は三時間を目安にしていますが、それより長くかかるかもしれません。
 僕自身が、思考に集中すると異常に疲れたり、気が遠くなったりします。
 似たような頭脳を持つ人はみな同じような現象に見舞われるようです。
 そのため、途中休み休みになると思います。教室でもそうしています。

 今までと同じ自分が生きる限り、人生は何も変わりません。
 想像がついている「辛い人生」に「救い主などいるわけもない当たり前の結果」があるだけです。

 現実の人生は夢物語ではありません。
 泣いても騒いでもどんどん何かが失われるだけで、一瞬にしてパッと救われる夢物語などあるわけがないのです。

 他人の悪口を言って救ってくれる人が見つかるなら、いくらでも人を罵って幸せになる人がいるでしょう。
 しかし、そうなっていないのは、そんなことは不可能だからです。

 疑似自己で生きる人、親子が逆転して親の面倒を死ぬまで見続けるための人格になった人は、その人格である限り、どんなに心理的に健康な人を捕まえても自分とのコミュニケーションにより相手をノイローゼにします。

 どんなにそれを説明してもやめないのが神経症者ではありますが、もう今までの目的は捨てて、真剣に考えれば確実性など全くない未来を諦めた人は是非講座に来てください。

 「こんなに人に好かれたなら、もう親なんかどうでもいいや。」

 かつて僕が実感した体験を、一人でも多くの人に体験してもらいたいと思います。
 この方法を教えるのは僕だけだ、と自信を持って教えます。

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