映画の紹介です。
「勝手にふるえてろ」
共感できる人が多い作品であろうと思いました。
中学時代の同級生に脳内で片思いし、脳内の彼氏と現実に自分を好きになった男子との間で揺れ動く妄想恋愛コメディ。
自分だけが取り残されているような感覚に陥っている、被害妄想激しいヒロインの話だが、これを観てあるあると思える人も多いはず。
自分の内面に共感してくれる作品でありつつ、反面反省点を見出すにも良いと思いました。
かつて学生時代は誰にも気づかれないような陰気な子として過ごしたヒロインも、大人になればそれなりに垢抜けて見た目には周囲から見ても普通の女性です。
それでも心の中までは変わることなく、脳内の彼氏への片思いを十年大切にしつつ、現実には疎外感を感じながら生きています。
もがき苦しみながら生きるヒロインの姿は悩める人に大いに感じるもの、考えさせられるものがあると思います。