まだ見ぬ友人へ 君は知っているか。人を操作するという恐れ知らずの行動は、実は恐れ過ぎの行動だということを。 人はわからないものが怖い。 未知のものにわくわくする人もいるが、失敗が怖い人は未来が怖い。 つまり、結果が怖い。 人を操作する人は、悪い結果にならないように人を操作している。 どうなるか知っているか? ... Read More
カテゴリー: まだ見ぬ友人へ
天国への階段
まだ見ぬ君へ 今日はまだ見ぬ友人の君へ、先に教えておきたいことがある。 もし君が、ほんの少しでも自分を見つけていたら、一度は体験していると思う。 憎しみや悔しさや、過去の嘆きを捨て、人のことを一度でも本当に考えて何かしてあげたなら、体験したことがあると思う。 天国への階段は、崖から落ちて進む。 欲しいものが手に入らなくなる、これで苦労も水の泡——— もうこれからは辛い道しかないんだ な... Read More
心理的環境も最初から差がついている
まだ見ぬ友人へ 恐ろしいな、と時々思う。 かつてのストーカー女子はもう三十代になった。 だが、彼女を見てうちの子は苦笑いしながらこう言っていた。 「子供みたい」 先日、「ますますおかしくなった気がする」と言った。 ますます退行しているが、僕に敵意を向けないのだからそれでいいのだと教えた。生き方は本人が決めること、僕... Read More
まだ見ぬ友人へ
まだ見ぬ友人へ この仮面を見ると、自分に見えてくる。 自分の心は誰にも見えない。過去も、背景も、誰にも見えない。 僕が口に出さない限り、誰にもわからない。そして君のそれも君が口に出さない限り、誰にもわからない。 だからいいんだ。 過去など必要ない。自分だけが知っていればいい。 背景など聞かせなくていい。必要... Read More
慈悲 ~人間であるにも拘わらず~
まだ見ぬ友人へ 君は僕をどう思うか知らないが、僕も時々は友人に相談する。 相談とは、相手に救いを求めるものではない。 自分を救うのは自分だけだ。 自分を救わねばならないので、そのために意見を聞く。 「今これこれな事情で、僕はこのように思うのだが、お前はどう思う?」 これが相談だ。そして 「これこれのために、このように力を貸してもらいたいのだが?お願いできるだろうか?」 これが協力のお願いだ... Read More